Antivirus and Security Software from Sophos

2007年7月18日

ソフォス、最新の「スパム送信国ワースト12」を発表 〜 ヨーロッパから配信されるスパムが急増 〜

法人向けセキュリティ・アンド・コントロールソリューション大手のソフォス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は本日、2007年4〜6月のスパムの最多配信国ワースト12に関する最新のレポートを発表しました。

世界各地に展開する脅威解析センター、ソフォスラボのリサーチャーが、上記期間に受信した全スパムを分析した結果、アメリカのコンピュータから配信されたスパムが全体の19.6%を占めており、アメリカは引き続きチャートのトップに立っていることがわかりました。一方で、ヨーロッパからの配信も増加し、ワースト12中、6カ国がヨーロッパからチャートインしており、その合計はアメリカを超えています。

ヨーロッパにおいてゾンビ化されたPCが増加している点についても指摘しており、ソフォスのサイトでは、世界のゾンビPCの配置を30分おきに示した図を確認することができます。

世界のゾンビPCの配置を30分おきに示した図
世界のゾンビPCの配置を30分おきに示した図。クリックして拡大画像をご覧いただけます。

ソフォスの調査によると、2007年4〜6月のスパムの総数は、2006年の同時期に比較して9%の増加を見せています。

スパム送信国ワースト12は以下のとおりです。

2007年4〜6月

順位 国名 全体に占める割合
1アメリカ
   19.6%
2中国 (香港を含む)
   8.4%
3韓国
   6.5%
4ポーランド
   4.8%
5ドイツ
   4.2%
6ブラジル
    4.1%
7フランス
   3.3%
8ロシア
   3.1%
9トルコ
   2.9
10英国
   2.8%
10=イタリア
   2.8%
12インド
   2.5%
その他35.0%

アメリカは依然としてチャートのトップで大きな比率を占めていますが、他国からの配信比率が以前に比べて平均化してきています。これは世界の傾向の大きな変化が反映されているものと考えられます。スパム、スパム送信者、スパム配信に利用されるコンピュータ、そして被害者は全世界により広く分散する傾向が高まっています。すべてのユーザーは、スパムに反応しないようにするだけでなく、自分のコンピュータをスパム配信に利用されないように万全の対策を施さなければなりません。スパム撲滅のためには、全世界ですべてのユーザーが的確な対応をすることが必須です。

ソフォスでは、アメリカおよびヨーロッパで格安のISPを利用するユーザーが増えるに従って、両地区からのスパム配信が増加すると分析しています。格安のISPの中には、契約者に十分なセキュリティ対策を提供していないプロバイダがあることが原因として考えられます。一度スパム配信に利用されたコンピュータは、様々なスパム送信に繰り返し利用されます。偽株価情報、異常に有利なローン、アダルトコンテンツ、ダイエット薬品の宣伝など、スパムの内容も多様です。ISPには不正、または異常なリレーが行われていないかをモニタリングして的確な対策をとり、契約者を安全に保護することが求められています。

ワースト12にチャートインしない「その他」の国からの配信は増加し、前四半期(2007年1〜3月)には30.6%であったのに対し、35.0%となっています。これは、個別のランキングでは大きな変化がなくても、全体的にスパム配信に対する各国の責任が増大していることを意味しています。

日本は 1.3%で、全体に占める比率は前回と変わりませんが、スパム総数が増えていることを考えると日本のコンピュータから配信されているスパムの総数は増加していることになります。順位は20位に後退しました。

大陸別スパム送信のランキング

国別のチャートではアメリカとヨーロッパが目立ちましたが、地区別のランキングでは、アジアがトップに立ちました。前四半期(2007年1〜3月)トップのヨーロッパは比率を6.6%下げて2位となりましたが、その他の地区(アジア、北米、南米、アフリカ)ではスパム配信が大幅な増加を見せ、それぞれ比率を上げています。ソフォスのリサーチャーは、今後南米地区、アフリカ地区でもスパム配信が増加し、地区別の比率が平均化されていくと予測しています。

大陸別に見たスパム送信のランキングは以下のとおりです。

2007年4〜6月

順位 地区 全体に占める割合
1アジア地区
   35.2%
2ヨーロッパ地区
   28.5%
3北米地区
   24.2%
4南米地区
   9.6%
5アフリカ地区
   1.6%
その他0.9%

ソフォスでは、すべてのコンピュータユーザーに対し、使用するコンピュータがゾンビネットワークに組み込まれる危険性を回避するため、ウイルス対策ソフトを最新に保つこと、ファイアウォールをインストールすること、最新のセキュリティパッチを適用することを強く推奨しています。また、すべての企業や組織には、メールアカウントの使用方法に関するセキュリティポリシーの策定、施行が求められます。

スパム対策の詳細については、こちらをご参照ください。

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ソフォスについて

ソフォス (本社: 英国アビンドン、最高経営責任者: スティーブ・マンフォード) は法人向け IT のセキュリティ・アンド・コントロールソリューションにおける世界的なリーディングカンパニーです。本拠点を英国アビンドンおよび米国ボストンに構え、ウイルス・スパム・スパイウェア・業務上不要なアプリケーション・不正侵入の阻止、ネットワークアクセス管理、セキュリティポリシー管理のソリューションを提供しています。ソフォスのソリューションは政府・教育機関・製造・流通・金融その他あらゆる業種に提供されています。そのテクノロジーは世界 140カ国以上 1億ユーザー以上のお客様に採用されています。ソフォス株式会社 (神奈川県横浜市、代表取締役社長: アラン・ブロデリック) は 2000年 7月に設立され、日本国内での販売、サポート、サービスの提供を行っています。そのソリューションは国内でもすでに 3,500社以上で導入されています。

参照: